花より団子?
グループホームふたばの森の行事の取り組み方、考え方にについてお知らせします。
月に1~2回程行事を行っています。季節の花を見に行ったり、うなぎの炭火焼やバーベキューなどの調理をしたり、敷地内で花火をしたり、夏祭りへの参加や秋は太鼓台を見に行ったり、年末は全員参加によるお餅つきもしています。
外出行事は、季節の移り変わり感じて頂いたり、気分転換をして頂く目的で行っています。
5月は池田池に菖蒲を見に行きました。外出すると、いつもは会話が少ない方でも笑顔や会話が増えたり、職員とのコミュニケーションも増えます。菖蒲園では、休憩所で座り、「綺麗なね。何色がある?久しぶりに来たね」や「菖蒲が咲いているってことは、もうすぐ梅雨かな?」などと話されたり、「ここで写真撮って!」と好きな場所を選び、素敵な笑顔でポーズを取り記念撮影をしました。また、行き帰りに見慣れた景色を見ると、色々な事を思い出し、昔の生活や思い出を話して頂けました。地名を言ったり、「私は昔ここを毎日散歩していたんよ」と一緒に散歩をしていた方の名前を思い出したり、その時の会話を思い出して話して下さる方もいました。そのようなちょっとした会話から、私たちも色々な情報を得ることが出来、日々の会話のバリエーションが増えたりもしています。
調理をする行事では、全員が協力することにより達成感を得ることが出来、お腹が満たされることにより満足感も得ることを目的としています。5月はリクエストメニューでちらし寿司とおはぎを作りました。「懐かしいね。前はよう作りよった」「昔はおはぎ100個くらい作りよったよ」という方もいました。
食事が始まると、ほとんどの方がおはぎから食べ始めてしまいました。
「ちょっと味見よ」と言いながら全部食べてしまい、食後に「もう1個おはぎないの?もっと作っておけば良かった!まだ入るのにね。」と皆んなで顔を見合わせ大笑いしていました。
自分たちが考えた行事で笑顔が見れたリ、「ありがとう」と言って頂けると私たちもすごく嬉しくなります。
写真はおはぎを作っている写真と、菖蒲見物の写真です。菖蒲を見ながら「ここで団子でも出てきたらいいね」と言っていました。やはり花より団子なのでしょうか?




